グループダイナミクス

タイトルは私の専攻です。

私はゼミでグループダイナミクスについて勉強しています。

グループ・ダイナミックス

group dynamics

集団構成員の相互依存関係から派生する力学的特性。
人間は、集団になったとき、個人がばらばらに行動するのではなく、集団ゆえに生まれる動力に従って行動する。これは、個人が集団から影響を受けると言うことであり、逆に集団に影響を与えるということでもある。 グループ・ダイナミクスでは、集団内のコミュニケーションや凝集性、集団圧力などを主要な研究対象とする。グループ・ダイナミックスに関する実証的・行動科学的研究は、1930年代にクルト・レヴィンによって創始された。

これです。笑


グループダイナミクスは、集団を科学する学問です。
経営学の中の一部ですね〜

人間は集団においては自分の思考で行動しているのではなく、集団性によって操られているという理論です。
ずばり「集団の力学」でございます。

ふむ。

もっと私が伝えたいことをかいつまんで言えばですね、


グループの結束性は「信頼」で成り立ちます。
だから、信頼がおけないグループは崩壊状態にあるのですね。どうしてかというと、信頼がおけないグループは人と人とのやりとりの中で無駄に労力と時間を消費するからです。成果を上げるために使うべきなのに。
個人は、その集団の力学にはなかなか逆らえません。だってグループにおける信頼だなんて一人の力でどうこうできる問題じゃないですからね。

また、不安感は否定的な雰囲気を作り出します。
実際に実験でも、自信を失い始めた個人がいるグループは非友好的になるという結果が出ています。



ふむふむ。



私はアカペラをやっていて、大学に入ってからたくさんの「グループ」に所属してきました。
グループがうまく行った試しなんてないかもしれません。一年生の時は特に、いつも辛い思いして、なんでこんな想いが通じないんだろう??ってすごく悲しかったです。

そんなときに出会ったのがこのグループダイナミクスの話でした。

1年前、2年生の前期の授業「経営学」で扱われていたのです。ちなみにこの経営学の担当教授は私の今のゼミの教授です。

この話を聞いたとき、まずは自分の経験に落とし込みました。こんなに自分の経験とつながる学問があるのかと驚いたものです。以来ゼミを選ぶにあたってこれができるかどうかが重要なポイントだったので、今のゼミに受かって本当に良かったです(^O^)




とにかく


上で書いた話って科学的にも立証されているんですよね。
自信がないグループって本当に成果を上げられない。まじです。
逆に下手でも自信あった方がいいんですよ。科学的にも。ね。

下手でも楽しい!って思ってた方がいいし、自分自身すごく集団性に影響されやすい人間なので、自信のなさとか、否定的な面が出るとほんっっとうにモチベが下がります。

そういう人間がいるグループは大成しません。

私が去年所属していたグループは
最初は全然下手だったけど、とりあえず自信だけはあった…というかそういう流れにうまく持っていってくれて
実際続けたら結果もついてきました。上手くなった、ほんとに。

そんなもんなんですよ。

人の感情を軽視したらいけない。
グループの成果を作るのは、能力よりもメンバーの感情です。まじで。

だからね、否定的なこと、あんまり言わない方がいいのになって思う。

自分のグループの演奏が下手だとか
このままじゃオーディション通るわけないだとか
疲れただとか
だるいだとか

そういうこと言っちゃダメなのになって思いながら、私はグループにいるのです、が。

だって事実なんだから言った方がいいじゃん

とも言われる。
たしかにそうだなとも思う。


難しい…ももやもやする毎日です。


ネガティブワードが行き交うと本当に楽しくないんですよね(´・ ・`)
もっとポジティブな雰囲気作り出したいんだけど
それがうざいと言われたこともあるからもうわかんないわーーー!って思ってますね!

全く。


http://library.tsurumi-u.ac.jp/metadb/up/admin/49_2_06_kimura.pdf

ぜひ、これ読んでみてください。短い論文ですー
たくさんのグループに所属してるアカペラやってる人達なら必ず共感するはず。


まあ、自分の専攻なのに自分のグループには何も活かせていないんだけどね(((o(*゚▽゚*)o)))笑